福祉支援サービス コミル
コミルは障害をお持ちの方の生活をモノの工夫によって豊かにすることをお手伝いします。
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ここひと月ほど前から、頻繁に「何もないメール」が来るようになりました。 「何もない」ってのは、本文無し、題名なし、差出人(From:)なし、送り先(To:)なし、メール送信日なし、のないないづくしのメールです。 なぜ To: アドレスがないのにうちに届くかというと、エンベロープでの送り先はうちの(サイトに晒している)アドレスになっているからなんですね。 もちろん、接続元のIPアドレスや Return-Path: は記されているのですが、どうせ詐称しているだろうから意味ないだろうし。
さて、うちにくる殆どのスパムメールは bsfilter がほぼ完璧に仕分けてくれていたのですが、「何もないメール」は情報がなさ過ぎて bsfilter でスパムと判定できなかったのです。
ここ最近は日に十数件「何もないメール」が来るのでいいかげんウザくなり、procmail ではじくことにしました。
~/.procmailrc の該当部分レシピは以下、
MAILDIR=$HOME/Maildir/
#
# bsfilter で Spam を判定
#
:0 HB:
* ? /usr/bin/bsfilter -a
$MAILDIR.Spam/
#
# To: が含まれていなかったら Spam
#
:0
* ! ? grep -iq '^to'
$MAILDIR.Spam/
うちはスパムメールは、~/Maildir/.Spam に Maildir 形式で仕分けています。
前半は bsfilter を使っての Spam 判定、後半が今回加えた部分で「To:ヘッダーがなかったら Spam」という判定にしています。
これでウザったい「何もないメール」を見ずに済むようになりました。 よかった。よかった。
それにしても、「何もないメール」って何のために送ってくるんだろう? マルウェアの送りつけもサイト誘導もできないのに、なぜ送ってくるのか不思議・・・。
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