福祉支援サービス コミル
コミルは障害をお持ちの方の生活をモノの工夫によって豊かにすることをお手伝いします。
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昨日、ドコモの新機種の発表で、とうとう出ましたね。『FOMA D800iDS』
これ、実は随分以前からあちらこちらの福祉機器展でひっそりと(^_^;)コンセプトモデルが展示されていました。
なんと、意思伝達装置や環境制御装置のように、外部入力スイッチで操作が出来る携帯電話なのです。 (本体のタッチスクリーンも入力スイッチのようにも働きます。) ということは、プッシュスイッチや呼気スイッチ、タッチスイッチ、光電スイッチ、ピエゾスイッチetc...で使える携帯電話ってことなんですね。
外部入力スイッチで使える電話というのは、固定電話であれば『シルバーホンふれあいS』があります。 (確か、あともう1機種この種の電話器がありました。失念してしまいましたが。)
また、movaの時には外部機器によって電話番号操作も可能でした。(movaの外部端子って、RS-232Cなんですね。)
しかし、ここ最近の携帯電話では、外部スイッチによる操作がまったく出来なくなっていたのですね。 というわけで、上肢障害のあるユーザーさんに朗報です!!!
ただ、私が見たコンセプトモデルと同じ仕様であれば、問題も残っています。
今回の発表(以下URL参照)でも記されていますが、オートスキャンはタッチスクリーンをスイッチとして可能。
外部入力スイッチを使うときは「ステップスキャン機能」による入力となっています。
私が以前見たコンセプトモデルからこれは変わっておらず、外部入力スイッチによるオートスキャン入力が出来ないようです。(確定情報ではありません。)
ただ、PICなどを使って、オートスキャン入力用変換器を外部機器として作ることはさほど難しいことではないので、これは(接続機器が増えますが)解決できそうです。
こちらの方が深刻かも・・・。
外部入力スイッチの接続インターフェースはイヤホンマイク端子と兼用していました。
ということは、外部入力スイッチを付けたときにはイヤホンマイクが使えないということ・・・。
そりゃ、スピーカホン機能(たぶん付いているでしょう)を使えばイヤホンマイクがなくても(電話機を持たずに)話はできますが、
まわりに会話が駄々漏れになってしまう・・・。
外部スイッチを使うようなユーザーさんであれば、当然電話機を持つことはないと考えるべきでしょうから、イヤホンマイクが使えなくなるときついなという印象を持ちました。
(一部の自動車用ハンズフリーシステムにあるように、あえてスピーカとマイクを使って携帯電話と音声をやり取りする外部機器を作る必要があるかもしれません。)
来月発売予定の製品が、この辺りの問題を解消してくれていると良いのですが・・・。
なんにせよ、来月『FOMA D800iDS』にお目にかかることを心待ちにしています!!!
上に列記しました、私がかつて見たコンセプトモデルにあった問題点は、既に製品版では解決済みだそうです!!!
↓のさえらさんからのコメントと、某メーリングリストでご指摘をいただきました。 ご指摘ありがとうございました。>さえらさん、Uさん
さぁ、ますます期待が膨らんで参りました。(←って私が興奮してどうする。)
「D800iDSで使えるスイッチ求む」「D800iDSを使いやすいように電動車いすに取り付けて」などのご要望、承ります。 お申し付け下さい。(お商売モード(^_^))
『FOMA D800iDS』のDSって、"Double Screen"の略じゃなくって、"Direct & Smooth"の略なのね・・・。(^_^;)
そういえば、ニンテンドーDSのDSって、丸Rが付いてるね。
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