福祉支援サービス コミル

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作成日:2006/11/20
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車いす改造ネタ第2弾です

ネッティIIIにレッツ・チャットを取り付け

ALSの方がよく使われている車いすネッティIII

netti01_03.jpg

同じくよく使われている会話補助装置レッツ・チャット

lets-chat-index.jpg

この両者を合わせる、会話補助装置搭載台(アーム)になかなかぴったりのものがありませんでした。 レッツ・チャットのメーカーであるファンコム純正の支持アーム+フレキシブルアーム多機能アームでは、ネッティ側にクランプをはさめる場所がないんですね。 以前には、座の下に板をはさみこんで、そこにクランプをはさむなんてことをしたこともありました。

そこで、今回はネッティIII専用に、レッツ・チャットを搭載するアームを山口テックで製作しました。

ネッティIIIにレッツ・チャットを搭載

支柱を支える部分は座フレームに固定されており、すっきりとまとまっています。 支柱を抜いてしまえば、移乗にもじゃまになりません。

支柱受けは座フレームに固定

ユーザー様から見たところはこんな感じ。 (レッツ・チャットが初代機であることに他意はありません。もちろん、現行機でもちゃんと付きますよ。) レッツ・チャットを支えるアームはカメラの小物撮影用のアーム。 支柱側にはダイアルロックによる関節、伸縮が可能でレッツ・チャット側には雲台がありますので、かなり自由度がききます。 レッツ・チャットのマウント部を三脚ネジにしてくださっているので、こんな便利な汎用品が使えます(^_^)/。

ユーザー様から見た様子

さらにお勧めなのは、三脚用のクイックシューを付けること!

三脚用のクイックシューを外したところ

ワンタッチでこんな風に外せるので、とっても便利です。 レッツ・チャット側はこんな部品になります。

レッツ・チャット側のクイックシュー

今、すでにメーカー純正などのアームをお使いの方にも、ネジを回すことなく手軽にレッツ・チャットを脱着できるので、お勧めですよ。 クイックシューはカメラ屋で入手できます。

現行ネッティIIIではこんな風に問題なく搭載できたのですが、肝心のお客様へお納めするネッティは旧機種であったため、寸法を誤りました(;_;)。これから作り直さねば・・・。

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