福祉支援サービス コミル
コミルは障害をお持ちの方の生活をモノの工夫によって豊かにすることをお手伝いします。
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ALSの方がよく使われている車いすネッティIII。
同じくよく使われている会話補助装置レッツ・チャット。
この両者を合わせる、会話補助装置搭載台(アーム)になかなかぴったりのものがありませんでした。 レッツ・チャットのメーカーであるファンコム純正の支持アーム+フレキシブルアームや多機能アームでは、ネッティ側にクランプをはさめる場所がないんですね。 以前には、座の下に板をはさみこんで、そこにクランプをはさむなんてことをしたこともありました。
そこで、今回はネッティIII専用に、レッツ・チャットを搭載するアームを山口テックで製作しました。
支柱を支える部分は座フレームに固定されており、すっきりとまとまっています。 支柱を抜いてしまえば、移乗にもじゃまになりません。
ユーザー様から見たところはこんな感じ。 (レッツ・チャットが初代機であることに他意はありません。もちろん、現行機でもちゃんと付きますよ。) レッツ・チャットを支えるアームはカメラの小物撮影用のアーム。 支柱側にはダイアルロックによる関節、伸縮が可能でレッツ・チャット側には雲台がありますので、かなり自由度がききます。 レッツ・チャットのマウント部を三脚ネジにしてくださっているので、こんな便利な汎用品が使えます(^_^)/。
さらにお勧めなのは、三脚用のクイックシューを付けること!
ワンタッチでこんな風に外せるので、とっても便利です。 レッツ・チャット側はこんな部品になります。
今、すでにメーカー純正などのアームをお使いの方にも、ネジを回すことなく手軽にレッツ・チャットを脱着できるので、お勧めですよ。 クイックシューはカメラ屋で入手できます。
現行ネッティIIIではこんな風に問題なく搭載できたのですが、肝心のお客様へお納めするネッティは旧機種であったため、寸法を誤りました(;_;)。これから作り直さねば・・・。
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