福祉支援サービス コミル

コミルは障害をお持ちの方の生活をモノの工夫によって豊かにすることをお手伝いします。

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作成日:2006/10/25
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オペレートナビEXの起動時問題の回避策

コミルでは、上肢障害者用のパソコン入力支援ソフトオペレートナビEXをお納めさせていただくことが多くあります。 これは、1個から5個の操作スイッチでキーボードやマウスの入力を代替してしまおうというソフトウェアです。

NECさんによると、オペレートナビEX(以下、オペナビと略)が起動しようとしている時にウイルス対策ソフトのウイルスデータベース更新画面など、「タイトルを明示しない」ウィンドウが開くと、オペナビが対応する文字盤(ソフトウェアキーボード画面)を表示することが出来ず、操作が出来なくなることがあるとのことです。

また、私のところではこれまで2台のメーカー製PC(ちなみにどちらも富士通の家庭用PC!!!)で、各種常駐ソフトが起動中にオペナビが起動しようとすると、オペナビが起動できない(!)現象を確認しています。(富士通の家庭用PCって、なんか異様に常駐ソフト多くないですか?)

そこで、スタートアッププログラムの起動を制御できるアプリケーションソフトを導入してみたところ、この問題を回避できましたので報告します。

私が使ってみたのは、XYZ.さん作のXYZStartupです。

オペナビ導入済みのPCで、スタートアップフォルダから「オペレートナビEX」のショートカットを削除した後に XYZStartup にオペナビの実行ファイルを登録します。このとき、パラメータとして

  • [CPU空き時間を待つ]にチェック
  • [強制起動時]をなるべく長く(30秒から180秒程度)
  • [CPU使用率の判定]を5%以下
  • [CPU空き時間判定]を5秒から10秒程度

を設定しました。(マシンパワーにより変えました。マシンパワーが低いマシンほど各時間は長めの方が良いです。)

この XYZStartup のショートカットをスタートアップフォルダに入れ、[リンク先]の最後に " /a" を追加します。("/a"の前に半角スペースを入れることを忘れないように。)

これでPCを再起動すると、XYZStartup が起動し、各種常駐ソフトが起動しきってアイドル状態になってからオペナビが起動します。

オペナビが起動する際に「オペレートナビを起動しました」の声が途切れ途切れになることが気になる方にもお勧め!

ただし、(アイドル状態になるまで待つので)起動に時間がかかってしまうのは勘弁してね(^_^;)!!!

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